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空手道の歴史

●空手道の起源

 空手は沖縄を発祥の地として、身にいっさいの武器を持たずに、突き、蹴り、打ちなど全身の
 あらゆる部位を使って外敵から身を守ることを目的として誕生した武術です。
 空手の起源の一説に、6世紀頃に有名な達磨大師がインドから中国に渡り、河南省洛陽の郊
 外の少林寺で厳しい座禅の修行に入り、強靱な心と体を鍛練するために拳法を始め少林寺拳
 法として各地に普及したと言われています。
●沖縄での発展過程

 14世紀頃から明国と琉球の間の交流が盛んで、明国の武官「公相君」が中国拳法を伝え、
 琉球古来の拳法「ティー」に影響を与えて発展したと伝えられています。
 15世紀以降、琉球は一切の武器の所持を禁止されたため、自己を守るためには、徒手空拳
 を鍛錬して身を守るしかなく、武術としての「唐のティー=唐手=カラテ=空手」は、ますます
 秘密の武術として発展しました。
●日本本土への上陸

 1916年頃船越義珍が京都の武徳殿で空手の演武を行ったのが本土で紹介された最初で、
 その後加納治五郎の要請で講道館の門下生に空手の指導を行いました。
●空手の流派

 昭和に入ってから船越義珍が「松濤館流」、宮城長順が「剛柔流」、摩文仁賢和が「糸東流 
 (拳和会は糸東流)」大塚博紀が「和道流」を創設し、現在も四大流派として全日本空手道
 連盟の基になっています。
●これからの空手道

 昭和56年から国体の種目となり、国際的な普及も目ざましく、2012年のロンドンオリンピッ クの種目候補では最後の2種目に残りましたが残念ながら見送られ、2016年のリオデジャネイロ大会でも選ばれませんでした。
しかし、2008年に東京武道館で行われた世界大会の時点でも、世界の空手人口は6,000万人に達しておりますので、他の競技と較べても文句がないほど普及しており、早くオリンピック種目になって欲しいと願っています。
 空手道は一定のルールのもとに勝敗を決める近代スポーツではありますが、武道として厳し い修行の中でお互いの人格を尊重し、礼節を重んじることを教え、人間形成のための教養の 手段としても普及発展しています。
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